2009年6月4日木曜日

訂正

アドレス間違えていました。

新しいBlogサイトはこちらです↓

尚、オフィシャルサイトもリニューアルしました。

今後はこちらにブックマークをよろしくお願い致します!

2009年6月3日水曜日

Blogページ移行のお知らせ

Blogを読んでくれてる皆様へ

オフィシャルサイトを開設しましたのでBlogページを移行します。
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有高唯之

2009年5月23日土曜日

お茶会

昨日、親しい方からお茶会のお誘いがあり、友人と共に庭園美術館のカフェへ。
以前、茂木健一郎さんの撮影後、千宗屋さんにお茶を入れて頂いた以来だ。
テラス席に赤い絨毯を引いてのお茶会で相当な普段着で伺った僕らはちょっぴり怖じ気づく。
普段着でいいですよーって言ったのに。。
周りは着物を着た女性や男性達。
立地が立地なだけに"リッチ"な人、多し! すまん。。

ただ、お茶を入れて頂いて思ったのは型や作法に目がいきがちだが、多種多様な人が集まる場なのが素晴らしいと思った。
同じ業種、種類に偏りがちな世界。
パターン化する人、そして世の中。

お茶の世界は深い。





2009年5月11日月曜日

双生児

今日、新しい作品のモデルとして親友の重森豊太郎と双子の弟・重森健次郎を撮影した。
一卵性双生児である二人のカメラに対する向かい方が非常に興味深かった。
兄の方はカメラマンなので撮られ方を知っているのもあるしリラックスした佇まい。かたや弟の方はきりっとした表情でレンズを見つめる。

ポートレートはそのときの思いが写るものだ。
3枚しか撮らなかったけど、二人の今が写っているはずだ。

2009年5月8日金曜日

宮崎




GW前に某知事の撮影で宮崎に行ってきた。

初宮崎だったけど、とにかく気候が最高!
この季節は半袖でOKだし、湿気もなくまるでカリフォルニアみたいだった。
冗談じゃなく、宮崎まじで気持ちいい。

地鶏もめちゃめちゃ旨かったし、地物の初かつおも美味。
道路、道路!とそんなに言わなくても、この気持ち良い自然と空気があれば全然OK。
東京とか大都市の急ぎ過ぎの産業は、このゆる〜い宮崎には必要ないのでは?と僕は思った。

それより、そんなに急がなくてもいいものを考えてもいいかもしれない。

例えば、こんな巨大アート制作とかは地方でありだと思うが。
http://event.yokohama150.org/event/bayside/detail1.html

道路がなきゃ、船はいかが?










2009年5月6日水曜日

清志郎

あの忌野清志郎が死んだ。
涙も出ないくらい本当に信じられない。
特別RCファンでもなかったけど、あの人自身の可愛いさが好きだった。
幼気なパフォーマンスとちょっとエッチな歌詞。
かっこよかった。

昭和の巨人がまた一人死す。
合掌。

2009年5月5日火曜日

焚き火

GW渋滞まっ只中、諏訪のカナディアンファームに焚き火をしに行ってきた。
以前Blogにも書いたソウルメイト「amp」の5人で。
さすがにこの時期でも諏訪の夜は冷えた。
結構寒くてダウンが欲しかったくらい。

それにしても焚き火は禅の世界に近い。
語らずとも各々を深い思考の世界に導く。
地位、肩書き、そんなのまったく関係なく皆が一つの火を囲む。
ただ、それだけ。

真っ暗な夜。
川の音と虫の響。
燃え尽きる木。
白い灰。
言葉なんていらない。
深い眠りとともにいろんな事を考えた夜。

魂が浄化された感じがした。








2009年4月30日木曜日

コミュニケーションって?



僕は正直メールが得意ではない。
文章が苦手なのもあって、直接人と接してきたからか。
思う事があっても文体に出来ない性分だったためか、今は写真で表現している。
とはいえ、こうやってBlogをやっていたりもするのだけど。

文章が巧みで素敵な人はこの時代だから沢山すぎるほどいる。
新しくも珍しくも何でもないけど、手紙と違って簡単に連絡出来るのがメール。
メール上手な人は僕はとっても尊敬する。
でも実際その人に会ってみると、がっかりな人も数多くいる。
間接ではいい感じなのだけど、直接だと???な人。
その感じが、僕にはよくわからない。
コミュニケーションってなんなのだろう?

会ったときに自分の言葉で話せて、落ち着いて相手の話しに耳を傾けられる人が僕は好きだな。
写真は最近会った素敵な人の一人。
山下敦弘監督。

2009年4月27日月曜日

お酒

僕はお酒がすごく好きで、ほぼ毎日飲んでいる。
脳をリセットするかのように。
今は日本酒ブーム。
武蔵境のN酒店でよく購入している。
人生初めてお気に入りの酒屋が出来た。
ほどほどにしなくては、と思う今日この頃ですが。。

あの草彅くんが草彅容疑者になった。
ひどい話しだ。
今のマスコミは陰湿でいじめ体質だな。
ちょっと前まではジャニーズ様様だったのに、ジャニーズの力が弱まったと思いきや、この始末。
不景気の時のマスコミは本当えげつない。






2009年4月21日火曜日

親友の作品




少し照れるが親友のことを書きたいと思う。

僕にはソウルメイトの友達が4人いる。
カメラマン2人とクリエイティブ・ディレクターと映画プロデューサー。
仕事で出会った関係とかではなく、全員15年くらい前からの親友だ。
家族、旅、音楽、映画、アート、酒、女、スポーツ、
全てで本音の意見を言い合える仲だったこともあってか、仕事も近い関係になった。
ときには衝突もしたし失敗もしたけど、だれかが間に入り、補い合ってきた。

昨日、その一人のスージュンがプロデュースした映画「色即ぜねれいしょん」を試写で見る。
みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の青春映画。
親友が関わった作品なのでなんだけど、悔しいくらいの出来ですばらしかった。
僕にとっては直球で胸にぐさっときた。

僕の高校時代を話そう。
高校のはじめから新潟に転校したこともあり、友達が誰もいなかった。
勉強も大して出来ず、一応進学校って言われているだけの2流高校の普通科に入学。
サッカー部に入ったけどレベルが高すぎて1年ももたず挫折。
不良にもなれない僕は学校がつまらなく、だんだんと不登校になり始めた。
そこで出会ったのがバンド。
音楽だけは人一倍好きだったので、時給500円のコンビニのバイトでお金を貯めて、ベースを買った。
ぱっとしない高校生活の唯一の見せ場が3年の文化祭のステージ。
僕らのバンドの前のバンドがレッズのコピーでめちゃめちゃ盛り上がっていて、ちょっとびびったけど僕らのバンドは奮起してそれ以上にハードロックで暴れまくった。
目の前で暴れている友達たちをステージ上から見て、泣けるほど感動したのを憶えている。

この映画はまさに僕にとってはど真ん中の青春映画で、今日本に欠けている表現の本質を問うくらいの映画だと思う。

スージュン、次は俺もやる。









2009年4月15日水曜日

さよなら広島市民球場




街の中心地の原爆ドームの隣にあって、他の球場と比べて一回りちっちゃく可愛かった広島市民球場。

僕は小・中と広島に住んでいて、本気で野球をやっていた。
名古屋から小4の時に広島に引っ越して来たとき、この街の野球レベルにすごく感動し、即入団。
とにかく、広島の人間はハートがあって負けん気が強いから勝負事にアツい。
ロックが生まれやすいのもこのアツさなんだと思う。

野球少年時代の一番の思い出は、広島市民球場でプレーしたこと。
僕のポジションはショートで、あのあこがれの高橋慶彦と同じポジションだった。
市民球場での出場でクラスの仲間や女子からもチヤホヤされたりして、五分刈り頭の僕は浮かれまくっていた。
案の定、結果は調子に乗った僕の2度のエラーで、優勝候補の僕らは2回戦負け。
このとき僕は自分に情けなくて、悔しくて、泣きまくった。
しょっぱい鼻水の味は今でも忘れられない。

そんな広島の球場が今年からもっといい球場になった。
その名も「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」。
天然芝のメジャー仕様。
悔しかった少年時代を思い出しながら、この街でまた野球を見たいと思った。

2009年4月8日水曜日

さくら




今年の桜もきれい。

ピンク最高。

2009年4月3日金曜日

MILK

ガス・ヴァン・サントのMILKを試写で観る。

ショーン・ペンの演技に脱帽。
85点。

2009年3月27日金曜日

お知らせ

7/3より10日間、個展やります。
詳細はおって発表します。

2009年3月21日土曜日

京都へ




久々にプライベートで京都に行って来た。
想う事、多々有り。

2009年3月5日木曜日

草食系エロティシズム

ポツドールの「愛の渦」を見た。
正直、舞台は苦手だったのだけど衝撃を受ける。舞台で初めて面白いと思った。
もう少しやっちゃってもいいのでは?とも思ったけど、とにかくリアルな役者の芝居が素晴らしかった。
多くの劇作家の人ってインテリが多いせいか不良感を感じず物足りなかったが、ポツドールは下品なのがいい。また見たい。小劇場で。

草食系男子の多い世の中ではあるけど、エロは不滅ということか。

2009年2月19日木曜日

間違っていても弱いものの味方

Between a high solid wall and a small egg that breaks against it,
I will always stand on the side of the egg.
Yes, no matter how right the wall may be,
how wrong the egg, I will be standing with that egg.
「高く堅牢な壁とそれにぶつかって砕ける卵の間で、私はどんな場合でも卵の側につきます。そうです。壁がどれほど正しくても、卵がどれほど間違っていても、私は卵の味方です。」

村上春樹のエルサレム賞でのスピーチに感動。

2009年2月6日金曜日

曖昧さ




僕はほとんどの仕事、作品はフィルムで撮っている。
ネガで撮ってタイプCプリントで仕上げるのが好きだ。
もちろんデジタルでも撮影はしているけど、デジタルならではの仕事でしか使ってない。

今はほとんどの人がTVやPCのモニターを見ているので、
後から発光している画像に慣れすぎているのかもしれない。
モニターは必要以上に暗部が見えるし、明るい所もより鮮やかに見せてくれるので綺麗に見えるのは間違いない。
ただそれは光っているモニター上でのことであって、
印刷やプリントといった発光しないものだと、違いが顕著として現れる。
じゃあ、その違いって何なのか?
絵画やオリジナルプリントが部屋に飾ってあって飽きないのは、
「深み」とか「ニュアンス」といった曖昧な風合いがあるからだと僕は思う。
それは何万画素とか数字で画質を計った行儀のいいものではなく、
感じを出したい風景写真やポートレート写真などを見ると感じれるだろう。

感じ方も人それぞれ。
曖昧さは写真だけでなく、普段の生活でも失いたくない感覚だ。

2009年2月2日月曜日

ヘビメタと演歌

昨年末の紅白でのこと。
石川さゆりの天城越えで、あのメガデスのマーティ・フリードマンが何故かオープニングでギターを抱え登場。
メガデスはそんなに聞いていなかったのですが、中学生時代HR・メタル好きだった僕にとっては、
かなり高いステージ上にあのマーティが登場し、背景の映像が何故かマリナーズのイチロー!というよくわからないベタなNHKの演出が、
かなり微妙でしたが、笑えました。

http://jp.youtube.com/watch?v=QzqUTuOfdBM

そう思った矢先の先日、そのマーティを撮影しました。
今年は不思議な年なのかもしれません。。。

水瓶座



昨日、友人のTS米田君からパーティのお誘いで三軒茶屋へ。
CMディレクター・阿部大輔さんのお店の2周年パーティ。
茶沢通り沿いにあるお店には日曜の夜にも関わらず沢山の人で賑わっていて、
オーナーの心地よい人柄を感じたお店でした。
美味しい料理担当のえんまささんは、なんと僕と同じ誕生日(2/13)で、
阿部さんは2/12、米田くんは1/23。
全員、水瓶座。
話によれば今年の水瓶座は12年に一度の好運気だそう。。。
そんなわけで初対面でしたが、親近感がわいてかなりお酒も進みました。
阿部さん、えんまささん、ごちそうさまでした!!!

あと、以前に書いた北海道の中標津で撮影をさせて頂いた、
トラクターの写真が昨日発売のBRUTUSで見れます。

お時間あるとき、是非ご一読を!

2009年1月28日水曜日

再会



彼とは3年ぶりの再会。
以前撮影したのが、今住んでる家に引っ越した日だったのでよく覚えていた。

先日、巣鴨の廃校の小学校にてポツドール三浦大輔のポートレートを撮った。

3年前の冬の新宿・ルノアール裏手の飲屋街路地裏。
野良ネコの小便臭い中、目の前で何やら怪しげなブツの交換現場を目撃して、
少しどきどきして撮影したのを覚えている。
その時と何も変わらない佇まい。

実は来月に行われる彼の舞台のチケットをとっていて、
その縁か、再会の機会がやってきた。

写真は出会いだ。



2月発売のサイゾーに掲載されます

2009年1月18日日曜日

門前仲町と温泉

先日、門仲へライターのジャンプさん、元月刊プレイボーイの編集者お二人とで飲みに行く。
早めに着いたので、いつものごとくカメラ片手に散歩。
意味なくぶらぶら歩くのが好きなんだよなぁ、どこでも。

富岡八幡宮、深川不動尊、それらに続く仲見世。
当然、近くには天ぷら、そば、もんじゃにふぐなどの海鮮もの、焼き肉、もつ焼きなどいい感じのジャパニーズフードのラインアップ。
僕のハマっている陶器ものも、もちろんある。
少し歩けば、現代美術館、ギャラリーなどアートも沢山あるし、公園や川もある。
文化のある町だなぁ、と嬉しくなる。

今、僕の住んでる中目黒とかその界隈は、新しい事をしている人はいても、町の文化が正直乏しい。
だから、飽きられてしまうのが早い気がする。
前に住んでた下北沢も道路問題で文化が壊される危機状態だ。

何故に、東京の人は文化意識が低いのだろう?
いつから、こんな事になったのだろうか?

僕の地元金沢も過去に文化意識が乏しくなり人が集まらくなってしまったけど、
今では21世紀美術館の成功で、文化に敏感な人が集まり復活した。

昨晩、近所の温泉に行ったら、子供から老人まで沢山の人がいて、みな至福の顔。
日本はこれなんだよなぁ、と思った。