2009年4月21日火曜日

親友の作品




少し照れるが親友のことを書きたいと思う。

僕にはソウルメイトの友達が4人いる。
カメラマン2人とクリエイティブ・ディレクターと映画プロデューサー。
仕事で出会った関係とかではなく、全員15年くらい前からの親友だ。
家族、旅、音楽、映画、アート、酒、女、スポーツ、
全てで本音の意見を言い合える仲だったこともあってか、仕事も近い関係になった。
ときには衝突もしたし失敗もしたけど、だれかが間に入り、補い合ってきた。

昨日、その一人のスージュンがプロデュースした映画「色即ぜねれいしょん」を試写で見る。
みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の青春映画。
親友が関わった作品なのでなんだけど、悔しいくらいの出来ですばらしかった。
僕にとっては直球で胸にぐさっときた。

僕の高校時代を話そう。
高校のはじめから新潟に転校したこともあり、友達が誰もいなかった。
勉強も大して出来ず、一応進学校って言われているだけの2流高校の普通科に入学。
サッカー部に入ったけどレベルが高すぎて1年ももたず挫折。
不良にもなれない僕は学校がつまらなく、だんだんと不登校になり始めた。
そこで出会ったのがバンド。
音楽だけは人一倍好きだったので、時給500円のコンビニのバイトでお金を貯めて、ベースを買った。
ぱっとしない高校生活の唯一の見せ場が3年の文化祭のステージ。
僕らのバンドの前のバンドがレッズのコピーでめちゃめちゃ盛り上がっていて、ちょっとびびったけど僕らのバンドは奮起してそれ以上にハードロックで暴れまくった。
目の前で暴れている友達たちをステージ上から見て、泣けるほど感動したのを憶えている。

この映画はまさに僕にとってはど真ん中の青春映画で、今日本に欠けている表現の本質を問うくらいの映画だと思う。

スージュン、次は俺もやる。









2 件のコメント:

加藤ジャンプ さんのコメント...

この映画見たら、
なんだか、ぼくまで気合いが入ったなあ
青春に終わりはないっす!

AT さんのコメント...

本当だね。
青春に終わりはないよなぁ。
若いときにバカやるのは若気の至りで許されるから、
やれるだけやれ。
草彅はちょっと年取ってるけど、全然大丈夫。
ちん○出したくらいなんだよ。
はちゃめちゃやってやれ。
青春かどうかわからなくなってきた(笑)